500円の会、第2回目の定例会では、スタッフのあさによるカンボジアについての勉強会と10月分の賛同金の報告が行われました。
カンボジアについて、以下の文章はあさに書いてもらいました。
カンンボジアでの一ヶ月
JHP・学校を作る会、というNGO団体の活動として、8月1日から29日までカンボジアに滞在し、現地の小学校にブランコを建設したり、色々なNGOや、歴史的な場所を訪れました。
ブランコつくりの際には沢山の村人や子供達が手伝ってくれ、完成したときには一緒に喜んでくれて、とても嬉しかったです。子供達の笑顔がとても素敵だった事が印象的だったのと同時に、その子供達の笑顔の裏には貧困、飢餓という現実があることも目にして、複雑な気持ちになりました。
その他、地雷除去を行なっているNGOを訪問して地雷について話を聞いたり、ポルポト時代に虐殺が行なわれたキリングフィールドという場所を訪れたりと、カンボジアの負の部分にも触れました。今、まだ発展の途上にある原因として、こうした歴史が関係している事を強く感じました。
ごみ山や、孤児院にも訪れました。ごみ山で実際に生活している人たちの姿を目の当たりにして、日本での裕福な生活の裏ではこういった生活もある、という事実を知り、とても悲しくなったのと同時に、自分の生活を当たり前と思ってはいけないと強く感じました。そして、すべての人たちが人間らしい生活を送れる社会にして行くためには、日本の私たちも関心を持つことが大事だと思います。
また孤児院では、以前はごみ山で生活していたり、親が育てられなかったり、虐待を受けた子供達がそこで育てられています。カンボジアにはまだまだ沢山、人間らしい普通の生活が出来ない子供達がいることに、胸が痛みました。
この一ヶ月間の経験で、日本や世界について見つめなおす良い機会となりました。日本の生活が決して普通ではない事、世界には貧困に苦しむ人達、学校に行けない子供達が沢山いること、悲しい現実を沢山知りました。
今すぐに何かが出来るわけではないですが、まず、他国に関心を持ち、知る、という事が大事なのだと感じました。
田舎の風景
私たちが作ったブランコで遊ぶ子供達
子供の笑顔
地雷
地雷除去の機械
キリングフィールド
ごみ山
孤児院
10月分の賛同金
9134円
みなさんご協力ありがとうございました。
集合写真
500円の会〜One Coin Fund〜第1回定例会
500円の会〜One Coin Fund〜第3回定例会
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