500円の会が発足して初めてのイベントとなったこの講演会では、今年(2007年)の5月20日に独立5周年をむかえた
東ティモールという国について、「東ティモールカトリックネットワーク」の一員であるイエズス会の林尚志神父さんをお招きして
講演をしていただきました。
林神父さんからは、東ティモールの抱える現状や問題を切り口として、世界の現状や支援活動についてお話を伺いました。
ご自分が新聞記者の息子さんだった ということもあり、いかに情報操作に流されずに真実のものの見方をするか、
また、支援とは何か、人助けをする際の基本的なものの考え方、心構えのようなものを学ぶことができました。
「一番端っこの、かつ一番底辺の人々から真実が得られる」
「支援とは困っている人と一緒に考え、一緒に作っていくもの」
「無関心ほど怖いものはない」
参加したスタッフより・・・
視野を広げるていうのは、本当に色んな意味で捉えることができると思います。
自分の極々身近な存在に対して真正面から向き合っていないときには、その身近な存在に目をむけ、向き合うことが視野を広げることになりますし、
世界に無関心だった自分が、世界に関心を持ち、知ろうとする意識も視野を広げることになると思います。
人それぞれ、心に響くものは違っていて、役割とか、能力とか、何から始めればいいのか(順番)も自由でいいと思います。
だからこういった活動をみて、
「いや、もっとこうした方がいい」
「今はそんな事よりもこれをすべきだ」
「自分はもっと身近なことに目をむけたい」
など、様々なことを感じてもらえたらとっても嬉しいです。
林 尚志(はやし ひさし)
イエズス会司祭
山口県下関労働教育センター所長
東ティモールカトリックネットワーク代表
カトリック正義と平和協議会東ティモール専門委員代表
下関東ティモールの会として東ティモール全国協議会に参加
林尚志神父さん
司会
参加者
参加者
集合写真
500円の会〜One Coin Fund〜第一回定例会
定例会
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